Wednesday, December 27, 2006

長門の心筋症3歳「ひろくん」救え 心臓移植へ募金開始 「命の灯守れ」呼び掛け

心臓のポンプ機能が低下する拘束型心筋症と診断され、米国での心臓移植を希望する長門市日置上の高校教諭阿波秀範さん(40)の三男宏典(ひろのり)ちゃん(3つ)を支援しようと、同市や萩市などで両親の同僚、知人が結成した「ひろくんを救う会」(陽(みなみ)信孝代表)が、1億円を目標にした募金活動を始めた。手術費や渡航・滞在費に充てる。 拘束型心筋症は、心臓の筋肉の一部が繊維化して、収縮機能が低下する病気。昨年4月、国立循環器病センター(大阪府吹田市)から「一般の治療法は無く、移植手術を受けなければ、余命は1、2年」との宣告を受けた。宏典ちゃんは腹水がたまり、呼吸も十分にできず、現在、済生会下関総合病院(下関市安岡町)に入院している。 国内では、15歳未満のドナー(臓器提供者)は認められていないため、両親は海外での手術を決意。22日、米国ニューヨークのコロンビア大学病院での受け入れが決まった。救う会は、来年1月にも家族と宏典ちゃんを送り出す計画。陽代表は「一刻を争う病状。小さな命の灯を消さないため支援の手を」と呼び掛けている。 募金は郵便振替(01340‐2‐96204)で、口座名は「ひろくんを救う会」。問い合わせは、同会事務局=0837(37)5925。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000015-nnp-l35

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