Thursday, November 30, 2006

綾の照葉樹林プロジェクト:復元に向け初の作業、ヒノキ100本を間伐 /宮崎

 綾町を中心に国内最大級の照葉樹林が広がる「綾の森」の保護・復元プロジェクトを進める九州森林管理局(熊本市)や市民団体「てるはの森の会」(宮崎市)などは23日、計画地となる同町の川中神社周辺で、復元のための作業を初めて実施した。 雨の中、同会の会員やスタッフら30人が集まった。2人1組となり、同管理局の指導を受けながら、ヒノキ計約100本をノコギリなどで切り倒した。 プロジェクトの対象は約1万ヘクタール。原生的なシイやカシなどの照葉樹林が残る地帯で国の保護制度を拡充させる一方、杉やヒノキなどの人工林が植わる地帯では、人工林を間伐することで、元々の植生である照葉樹林の成長を促し復元を進める。 同会事務局は「自分がかかわった森が未来に引き継がれる喜びを、これからも多くの人に体験してほしい」としている。今後も年2回、同様の作業を実施する予定だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000222-mailo-l45


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